イボ痔が痛いし腫れている 対処方法や治し方
つらいイボ痔、腫れて痛いし。対処方法や治し方を調べてみました。
私の場合はイボ痔が原因で、脱肛になり病院で治療(注射で治してもらいました)。
再発してしまって、でも痛くはならなかったので、
押し込んで器具で抑えています。
病院に駆け込んだ経験から、イボ痔の対処法や治し方をお知らせします。
まっ先に行動して欲しいのは病院「肛門科」で受診することです。
完治をめざすなら、まず受診です。
ものすごく腫れて、痛くてたまらない…。
まよわず受診してください。
でも、恥ずかしいですよね。その気持ちわかります。
私の場合、意を決して清水の舞台から飛び降りるつもりで、
肛門科の扉をたたきました。
近くに肛門科がなくで、遠くの病院まで行きました。
その病院のドクターによると、特に女性の場合、
家の近くの肛門科ですと顔がさすので、
あえて遠くの肛門科で受信される方が多いそうです。
分かりますねぇ、その気持ち。
そこまではまだ…という場合は
一時的になるかも知れませんが対処方法はあります。
ぜひ取り組んでみてください。
※イボ痔の基礎知識は製薬メーカーや病院をはじめ色んなサイトで紹介されているので、
当サイトでは触れません。
目次
イボ痔の症状(私の場合)
痔で悩む方のうち、6~7割がこのいぼ痔だとも言われているそうです。
わたしの場合は肛門の中側というか内側に腫れ物(痔)ができてしまいました。
肛門にイボができた状態です。
正式名称は〝痔核〟と言い、肛門付近の血流が悪くなってうっ血することで、
その部分が血栓になりうっ血というkか、腫れ上がってやがてイボに変化します。
いぼ痔には、肛門と直腸の接合付近にある歯状線を境に、その内側にできる「内痔核」と、
外側にできる「外痔核」の2種類があり、どちらも排便時や排便後に出血や痛みをともないます。
症状が進行すると、かゆみが表れることもあります。
内痔核のイボ痔だった
肛門に違和感があり、お尻の穴(ひだ)が腫れぼったい感じが続きました。
というより腫れていた訳ですが。
進行するとかゆみが表れるとのことですが、最初からかゆくて、かいたから腫れたのかな。
と思っていたんですが、どうやらそうではなかったようで、
排便時にはさまった感覚があり痛みはありませんでした。
ただ、ときどき排便と共に出血するようになり、
最初は伝染病(コレラか赤痢)か?なんて考えました。
別に発熱がある訳でもなく悪寒がするわけでもないので、
どうやら痔になったようだ。と痔核を自覚した訳です。
そのご痔核はしなくてもいいのに成長し、排便時に肛門の外へと飛び出してきました。
「脱肛」です。
これについては、このサイトの別ページで詳しくとりあげましたので、ここでは割愛します。
外痔核のイボ痔
外痔核は、肛門の外側にできるいぼ痔のことです。
お尻の穴に違和感があり触ってみると、コリコリとしたものが触れる。
外痔核のいぼ痔は直接触れるので早めに気付くようです。
内痔核との違いは、イボができる部分だけではなく見た目にも現れています。
表面を粘膜で覆われている内痔核に対し、外痔核の表面は皮膚です。
内痔核のできる部位は知覚神経の通っていませんが、皮膚には知覚神経が通っているため、痛みが分かりすいのも外痔核の特徴です。
また外痔核では、急に炎症を起こすケースがあり、そうなると腫れて激しい痛みが出る場合があります。
イボ痔は自然治癒するの?
恥ずかしくて誰にも相談できないし、薬局に痔の薬を買いに行くは恥ずかしいし、
病院で、たとえお医者さんとはいえお尻の穴を他人様にさらけ出すなんて…。
このように考えている方は、普通に多いのではないかと思います。
自然治癒ですが、外痔核の場合は症状の程度によりますが、
自然にイボが消滅することがあるようです。
血栓が溜まった状態で痛みがともなっていても、
血栓が溶けて体内に吸収されることで腫れや痛みが引き、
やがていぼ自体も消滅することもあるそうです。
残念ながら内痔核は、初期には痛みがないため放置(気づかない)されやすいので、
症状が知らず知らずに悪化していくケースが多く、
脱肛が起こって初めて「痔?」と気付く方も多いようです。
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イボ痔の治療方法
内痔核の治療方法
内痔核は、症状の進行具合によって治療方法が異なります。
内痔核で手術と要する場合というのは、
脱肛が頻繁に起こり日常生活に明らかな影響を与えている時になります。
通常、内痔核は保存療法と言って薬や軟膏、
生活習慣の改善による治療が基本と言われています。
これは私のケースですが「脱肛」のページに、
病院での治療や脱肛の戻し方、予防方法は当サイトの
『脱肛』のページに詳しく書いていますのでご参考にしてください。
外痔核の治療方法
外痔核の場合も、内痔核と同様に症状の進行具合によって治療方法が変わります。
初期~中期であれば、座薬や軟膏によって症状を改善させます。
進行して痛みが激しく腫れも強い重度の時や、
同時に内痔核がある時は手術を行って、血栓部分を除去します。
市販薬
ボラギノール・オロナイン・プリザエースなどが有名ですね。
痔の薬も、座薬、軟膏、注入軟膏と種類があり、どれが自分にあっているのか、
薬剤師さんに聞くなんて恥ずかしいし…。
種類の違いによる使用方法や効果効能を見てみます。
【座薬】
痛みが強い場合の痛み止め、止血作用、薬の成分が患部付近でしっかりと溶け出し、
効果を上げるなどの働きがあります。使い方は、お尻の穴に突っ込みます。
【軟膏】
患部に直接塗って薬の成分を浸透させ、症状を抑えたり、改善を促します。
内痔核でもお尻の穴に指を突っ込み患部に塗布します。
【注入軟膏】
内痔核の場合は、先端をお尻の穴差しこんで軟膏を押し出します。この時、あらかじめ軟膏を少し出して潤滑しやすくすると肛門に入れやすいです。
外痔核の場合は、軟膏を直接患部に塗るか、トイレットペーパーなどに塗ってからそれを患部にあてる使い方もできます。
病院での治療や脱肛の戻し方、予防方法は当サイトの
『脱肛』のページに詳しく書いていますのでご参考にしてください。
【まとめ】
内でも外でも痔は恥ずかしいですよね。
痔になると手術でしかなおせないのか。
これまで誰もが持っていた痔のイメージです。
実際には痔は多くの方が痔を患っていて、
症状がよほど悪化しない限りは手術ではなく注射などの
保存療法によって改善・治癒します。
痔の悩みを抱えている方が一人でも多く、
前向きに治療に臨んでもらいたいと願っています。
痔が治ったら生活改善・体質改善に努められる事を願います。
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